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スノボに車で行く際に気をつけるべきポイントは?おすすめの車種も紹介!

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本記事では車を運転してゲレンデへ向かう際に特に気を付けておくべきポイントをご紹介します!

スキー・スノーボード

普段はバス・電車でゲレンデに向かっているけど、今回はレンタカーを借りて車で向かおう!

荷物を沢山載せられるし車でゲレンデに行ったほうが楽だよね。

 

このように自分で車を運転してゲレンデに行こうと思っている人は多いのではないでしょうか。

 

「普通の道路は走り慣れていても雪道は運転したことがない」、「雪道を運転したことはあるけど慣れていない」、「ゲレンデへはどんな車で行くのがいいんだろう」そんな方のために本記事では車を運転してゲレンデへ向かう際に最低限気を付けておくべきことやおすすめの車種をご紹介します!

ゲレンデへ車で向かう際に最低限気を付けるべきポイント

スタッドレスタイヤの状態を確認しよう

皆さんはスタッドレスタイヤの製造年月を気にしたことはありますか?

基本的にどのメーカーのものでもタイヤの側面を見てみると4桁の数字が書いてあり、この数字がタイヤの製造年月を表しています。

タイヤの製造年月

数字の前半2桁は製造された週を表し、後半2桁は製造された年を表していて、例えばタイヤの側面に「3018」と記されている場合は2018年の第30週目(7月頃)に製造されたタイヤということになります。

スタッドレスタイヤの耐用年数は一般的に新品未使用の状態で4年程度と言われているので、スタッドレスタイヤを用意する場合には製造年の確認をするようにしましょう。

 

また、スタッドレスタイヤは雪道や凍結路面をしっかりとグリップさせるために夏用タイヤよりも柔らかく作られています。

シーズンオフ時に外でタイヤを保管していたりすると紫外線や雨風の影響などでタイヤのゴム自体が硬くなったり、タイヤの側面などからひび割れたりしてタイヤ本来の性能を発揮できなくなってしまいます。

そのため、実際にスタッドレスタイヤを利用するシーンでは製造年だけではなくひび割れがないか、ゴムが固くなっていないかをしっかりと確認するようにしましょう。

 

特に中古タイヤなどを購入する際にはインターネット通販で買うのではなく実際に店舗へ行き目で見てしっかりと確認することが大切です。

 

また、最近ではアイスバーンにも強いスタッドレスタイヤなどが販売されていますが、それでも絶対に大丈夫というわけではありません。

緊急時などに備えてタイヤチェーンを車内に用意しておくと安心です。

窓ガラスが凍結してしまった場合の対処方法

いざゲレンデに到着してスキー・スノーボードで滑っているといつの間にか窓ガラスが凍結してしまったり、宿泊施設に泊まって翌日帰ろうとした際に窓ガラスが凍結してしまっていたりすることがよくあります。

この時に水や熱湯を窓ガラスにかけたりすることは絶対にやめましょう。

熱湯を窓ガラスにかけてしまうと急激な温度差でガラスが割れてしまう原因となったり、逆に水をかけると余計に凍結する原因となってしまったり大変危険です。

 

このような時は車のエンジンをかけてデフロスター(温泉マークのような曇りを晴らすスイッチ)をオンにして少し待ちましょう。

エアコンのデフロスター

デフロスターをオンにしてから大体10分くらいで氷が解けてくるはずです。

また、凍結した時に備えて解氷ウォッシャー液を入れておいたり、解氷スプレーを用意しておくと非常に便利ですよ。

夜の雪道は特に慎重に

夜の雪道は路面が凍りやすく非常に危険です。

特にゲレンデ周辺は山道も多く、標高が上がるにつれて積雪・凍結も多くなってきます。

 

スピードが出ている状態だと凍結に気が付かずスリップしたり、下りのカーブに差し掛かってブレーキを踏んだ際にスリップしたりするため特に気を付けなければなりません。

普段よりスピードを緩めて走るのはもちろんのこと、エンジンブレーキを活用するなどして無理せずに走りましょう。

ゲレンデへ行くときのおすすめ車種をご紹介

車でゲレンデへ向かう際、気になるのがどんな車種で行けばいいのだろうかということ。

4WD とか SUV とかよく聞くと思いますが、正直自分はどれを選んだらいいんだろう?となっている方も多いと思います。

そこで、本記事ではシチュエーションに応じたおすすめの車種を簡単にご紹介します!

1~2人で行く場合

1~2 人の少人数の場合は 5 人乗りの車でも後部座席を倒してしまえば荷物も載せられるのでそんなに問題はありません。

雪道もスムーズかつパワフルに走れる4WD・AWDの車(マツダ CX-5や日産 エクストレイルなど)を選んだりしてみても良いかもしれません。

2~5人でスキー板やスノーボード板など荷物を載せたい場合

結構このシチュエーションが多いかと思いますが、2~5人の人数で荷物も載せたい場合には 5 人乗りの車はあまりおすすめできません。

ウェアや小物などの荷物だけであれば問題はないのですが、スキー板やスノーボード板も載せるとなるとルーフキャリアやルーフボックスがない限りはかなり厳しいです。

 

5人までの人数であればトヨタのノア・ヴォクシーや日産 セレナなどのミニバンタイプを選ぶことをおすすめします。

5人~で行く場合

5人以上の大人数で車を出す場合、スキー板・スノーボード板をを載せることはほぼ諦めた方が良いです。

大半のゲレンデは前もって荷物を送っておけるので、到着前日に荷物が届くよう郵送してしまうことをおすすめします。

無理せず自分のペースで安全に!

今回は車を運転してゲレンデに向かう際に特に気を付けるべきポイントを紹介しましたが、これ以外にも気をつけておかなければならないことは沢山あります。

 

時には後ろからスピードが自分よりも速い車がやってきて焦りを感じてしまうこともあるかもしれません。

そんな時はハザードランプを点灯させて端に寄り、後ろの車を先に行かせるなどして自分のペースで焦らず安全に走りましょう!