スノボ初心者もこれで安心!必須アイテムからスノボの初歩まで解説
スノボ初心者が押さえるべきポイントを解説しています。 必須アイテムから上達ステップまでをできるだけ分かりやすくまとめています。
これからスノーボードを始めたい!
スノーボードに興味があるけど、分からないことだらけで心配。
友達に誘われて急にスノボに挑戦することになったけど、どうしよう。
そんな初心者の方向けに、必須アイテムからスノボの初歩までを丁寧に解説します。
この記事を読んでポイントを掴んだら、最初の一歩を軽やかに滑り出して、スノボの世界を楽しんでください。
スノボ初心者が用意すべき必須アイテム
まずはスノボ初心者が用意すべき必須アイテムを解説します。
スノボアイテムは、意外と高いもの。
まずはレンタルからスタートして、慣れてきたら比較的手の届きやすいアイテムから揃えていきましょう。
ゲレンデでレンタルできるアイテム
スノーボード
これがないと始まりません。
一般的にレンタルのスノーボードは、ブーツとバインディング(ブーツを板に固定するもの)がセットでついてきます。
価格はゲレンデによって前後しますが、大体5,000円でレンタルできます。
ゲレンデによっては、料金は少し上がりますが、有名メーカーのハイエンドモデルがレンタルできる場合があるので、乗り比べをしてみても面白いかもしれません。
スノボウェア
雪山は最初は寒く感じますが、滑っていると意外に汗をかくもの。
通気性がよいものを選ぶと、快適に過ごせます。
レンタルのウェアのデザインは多少古臭いものも多いですが、機能性は十分なので、最初のうちは目を瞑りましょう。
ゴーグル
雪山は白い雪に覆われているため、日光が反射し思ってるより眩しく感じます。
ゴーグルではなくサングラスを装着して滑っている人も良くいますが、万が一転倒した際にサングラスが目に刺さる危険性もあるため目を傷めないためにもゴーグルの装着を推奨します。
ゲレンデによっては、ゴーグルをレンタルできない場合があるので、事前に確認しておきましょう!
グローブ
普段から使用している毛糸のグローブで雪山に挑むのはやめましょう。
何度も転んでグローブが濡れると、凍傷を引き起こす可能性があります。
手足が動かしやすく、落下防止の紐がついたグローブをレンタルしましょう。
新規に購入が必要なアイテム
ヘルメット・プロテクター
スノボでは転倒による怪我の可能性があります。
初心者~上級者まで、スノボを楽しむ皆様には是非ヘルメットやプロテクターなどの装備を身に付けるようにしてほしいです。
特にスノボ初挑戦ではよく転ぶので、後頭部を打って大怪我に繋がらないように装備することをオススメします。
リフト券ホルダー
レンタルできない可能性が高いので、事前に購入しておくとよいでしょう。
リフト券ホルダーがあると、いちいちポケットにしまったリフト券を取り出さずに済むので便利です。
値段もそこまで高いものではないので、思い切って買ってしまいましょう。
最近はリフト券を見せるタイプ以外にも、ICカードタイプも増えており、腕に巻きつけるタイプやカラビナなどでウェアに付けれるタイプが使い勝手が良く、オススメです!
家から持っていけるアイテム
タオル
濡れた体を拭くだけでなく、様々な用途に使えるタオルを持っていくとよいでしょう。
多めに2〜3枚持っていくと、重宝します。
インナーウェア
体を冷えから防げるインナーウェアを着ていくと、寒さに凍えることなく過ごせます。
ユニクロのヒートテックなど薄手で暖かいインナーを選ぶと間違い無いです。
帽子
頭を冷えから防いでくれるニット帽などがオススメです。
下着の替え
転んだ時にウェアの隙間から雪が入って下着が濡れてしまうことがあります。
滑っている最中は体があったまっているため、寒さを感じませんが、帰りの道中で体を冷やさないよう替えの下着を持っておくと安心です。
身分証明書・保険証
スノボに必要ないと思われがちなアイテムですが、必ず持っていきましょう。
レンタルする際に身分証明書を求められることがありますし、万が一の事故に備えて保険証を持っておくと安心です。
ゲレンデへの交通手段
バス
初心者は旅行会社から出ているバスツアーを利用するのがオススメです。
行きと帰りの時間が決まっているので、時間の制約はありますが、慣れない運動で疲れている状態での帰りの運転には危険がいっぱいです。
慣れている友達に運転してもらう場合を除いて、初心者はバスを利用するのが無難です。
車
バスと違って時間に縛られることなく、スノボを楽しむことができます。
慣れている友達がいたら乗せてもらうとよいかも。
ただし、現地付近の天候確認を怠らないようにして、安全運転で楽しみましょう。
スノボ初心者向けの上達ステップ
Step.0:ブーツを履く
まず、ブーツを履く前にウェア(パンツ)の裾を膝上まで上げてください。
中途半端にウェアを上げた状態でブーツを履いてしまうと、パウダーガードがブーツの中に入り、パウダーガードに付いている金具で足に痣ができてしまうこともあるので、注意しましょう。
ウェアを膝上まで上げたら、足を入れやすいように、ブーツの入り口を開いていきましょう。
まずアウターのレースを限界まで引っ張った後に、ブーツのタンを開くと、入り口がゆったりと開きます。
インナーのレースも付いている取手を引っ張って、同じようにタンを開きます。
足を入れる時のポイントですが、インナーのタンを上に引っ張りながら足を入れると楽に入ります。
足を入れたらカカトとブーツのフィット感を強めるために、カカト落しの要領で、カカトを地面に何回か叩きつけてください。
ブーツはカカトとのフィット感がとても重要なので、念入りにチェックしましょう。
ブーツとカカトが一体化するぐらいフィットしたら、インナータンをスネと隙間がないように接着させてください。
インナーのシューレースを引っ張り、取手を使って固定していきます。
外側のブーツのタンも浮かないように、閉じていきます。
アウターのレースを締め終わったら、先端の取手に巻きつけて、サイドポケットに差し込んでください。
最後に上げておいたウェアをおろして、ブーツの準備は完了です!
Step.1:片足をスノーボードに固定する
自分の利き足と反対の足を板に固定します。
この時ブーツの底に雪がついた状態で行うと、雪が凍ってしまい、バインディングとの隙間ができて滑りづらくなってしまうので、雪を落としてから固定しましょう。
付け方のコツとしては、バインディングにブーツのカカトを隙間のないようしっかり入れてから、締めるようにすると完璧です。
Step.2:平らな場所かゆるやかな斜面でゆっくり滑る
片足を板に固定した状態で、ゆっくり滑ってみましょう。
このときのポイントは、姿勢と足の力の入れ方になります。
初めて滑り出す時には怖がって、頭を下に向ケてしまう人がいますが、これだと前につんのめるような形になり、利き足でうまく蹴ることができません。
恐怖を捨てて、前を向くようにしましょう。
また勘違いしている人も多いのですが、蹴り出す足ではなく、板についているし足に力を入れるとうまく滑り出すことができます。
板についている足に力をこめ、板を持ち上げてから蹴り出すとスムーズに滑り出せます。
ゆっくりと滑り出せたら、蹴り出した足を板に乗せて、進行方向だけを見ておけば大丈夫です。
Step.3:両足を板に固定して滑る
片足になれたら緩やかな斜面で、両足で滑ってみましょう。
斜面に横向きに板を置いて、両足を板に固定します。
慣れるまでは、座った状態で行うのがオススメです。
Step.1での注意点を踏まえながら、両足を固定したら、板とお尻の距離を近づけて、スッと立ち上がりましょう。
立ち上がった時にいきなり滑り出すのが怖い人は、板で雪を掘ってから立ち上がるようにすると、その場で静止できます。
両足で滑る時も重要なポイントは姿勢。
手を広げ、膝を柔らかく曲げて、腰を落としましょう。
目線が雪に近づくので、恐怖心が和らぎます。
姿勢を保ちながら、進行方向を見て、ゆっくりと滑り出します。
このとき、かかとで雪を薄く削るようなイメージを持つとうまくいきやすいので、意識してみましょう。
Step.4:怪我を防ぐ安全な転び方を習得する
最初のうちは特によく転ぶので、リフトに乗る前に安全な転び方を習得しましょう。
転ぶときに初心者によく見られるのが、手からついてしまうこと。
付き方によってはいきなり手首を骨折なんてこともあり得るので、絶対にやめましょう。
前に倒れる時には、ヘッドスライディングの要領で肘の裏で雪を擦るようにします。
後ろに倒れる時には、柔道の受け身のように背中と腕を上手く使って衝撃を吸収しましょう。
このとき、勢いで後頭部を打ち付けないよう顎を引くようにするのがポイントです。
慣れるまで何度も繰り返して、体に覚えさせましょう。
Step.5:リフトの乗り降りを習得する
最後のステップはリフトです。
まず、リフト券ホルダーが係員に見えやすい位置にあるか事前にチェックしておきましょう。
片足を板に固定した状態で、リフト乗り場に並んだら、係員の指示に従ってリフトが来るまで待ちましょう。
リフトが膝の辺りに近づいてきたら、落ち着いて座りましょう。
リフトに乗っている最中に意外とよくあるのが、グローブの落下です。
レンタルのグローブには落下防止用の紐がついているので、しっかりと締めておきましょう。
そして初心者にとって緊張するのが降りる瞬間ですよね。
でも慌てずに次にあげるポイントを意識すれば、誰でも上手にリフトから降りることができます。
①降りるタイミングが近づいたら、体を少し横向きにする
②降り場にきたら板の上に固定されていない方の足を置いて、立ち上がる
③降りるタイミングで後ろの手で軽くリフトに触れておき、リフトに押してもらう
案外簡単そうですよね。
リフトを降りたら、両足を板につけ好きなように滑るだけです。
最初からうまく滑れる人はいないので、気軽に滑り出しましょう!
まとめ
スノボ初心者が押さえるべきポイントをご紹介しました。
怪我に気をつけて、スノボを楽しんでくださいね。